小規模企業共済かiDeCo どちらから始めるか

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節税するなら将来に効果のあるものを

 

フリーランスやひとり社長になると、退職金というのはありません。

 

じぶんでなんとか用立てることになります。 とはいえ、そのお金をいきなり準備できるというわけでもないでしょう。

 

できる方もいるかもしれませんが。

 

やはり、毎年少しずつ貯めていくというのが通常です。

 

それを節税しながらできるのが小規模企業共済とiDeCoになります。

 

お金を増やしたいなら?

 

小規模企業共済とiDeCo、それぞれの商品の内容については、ネットだったりわたしのブログをごらんいただくとして。

 

小規模企業共済はひとり社長、フリーランスの強い味方。 – 植村豪税理士事務所|ひとりしごと(ひとり社長・フリーランス)・相続税申告・オンライン(Zoom)対応・愛知県大府市に在住

フリーランス・ひとり社長は将来のお金のことも考えてみる。 – 植村豪税理士事務所|ひとりしごと(ひとり社長・フリーランス)・相続税申告・オンライン(Zoom)対応・愛知県大府市に在住

iDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金を選ぶ2つのメリット – 植村豪税理士事務所|ひとりしごと(ひとり社長・フリーランス)・相続税申告・オンライン(Zoom)対応・愛知県大府市に在住

 

共通点はどちらも掛金が全額経費になるという点。

 

差押禁止債権であり、退職金扱いになるといった点です。

 

いっぽうで、両者の違いの1つは、運用の方法です。

 

小規模企業共済は、運用は中小機構に任せることになります。

 

現状は1%程度。 iDeCoはじぶんで掛金の投資先を決めて、じぶんで運用をすることになります。

 

投資信託、預金、保険など。 ハイリスク・ハイリターンかローリスク・ローリターン どちらを選ぶかは自分次第です。

 

運用で考えれば、iDeCoのほうが運用益が出る可能性はあります。

 

 

お金を動かしやすいのは?

 

お金を動かしやすいかどうかというのも選択の基準になるでしょう。

 

ときにはピンチでお金を出したいということもあるかもしれません。

 

その意味では、60歳までお金を引き出すことのできないiDeCoは大きなデメリットになります。

 

いっぽうで、小規模企業共済は掛金の一定割合までのお金を借りることもできますし、解約もしようと思えばできます。

 

お金を動かしやすいのは、小規模企業共済でしょう。

 

どちらを選ぶもそれぞれです。 お金に余裕があれば、両方やってみてもいいでしょう。

 


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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