マイナポータルはe-tax(2021年分の確定申告)で使えるかどうか。

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2022年の確定申告

 

2022年のe-taxによる確定申告での変更点は、2つあります。

 

1つはスマホでマイナンバーカードを認証できること もう1つは、マイナポータルとの連携です。

 

ただ、このマイナポータルの連携は実質的には使えないと考えていいでしょう。

 

 

マイナポータルで連携できるもの

 

現状、マイナポータルで連携できる情報は、次のようなものです。

  • 生命保険料控除の証明書
  • 地震保険料控除の証明書
  • 特定口座年間取引報告書
  • ふるさと納税の証明書
  • 医療費通知情報
  • 住宅ローン残高証明書

ところが保険会社も一定数ですし、ふるさと納税も楽天ふるさと納税の場合には2022年2月からのダウンロードです。

 

まだまだ足りないところが多いという印象ですし、ふるさと納税のために2月まで確定申告を待っていられないでしょう。

 

工夫は意識しておく

 

ただ、将来的に確定申告の負担を減らすのにマイナポータルはカギになりえます。

 

生命保険会社からデータ連携できる数もふえて、ふるさと納税の連携もできるようになれば少しずつ負担は減らせます。

 

今のままでも確定申告書等作成コーナーは使いやすいかもしれませんが、どうしたら入力を減らせるかを意識しておきたいものです。

 

 

 

 


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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