ムリな節税よりも見落としている経費がないかを確認する

ムリな節税を狙うより、堂々と経費にできるものを見落としていないかどうかをチェックしてみましょう。

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ムリな節税は狙わない

税金を払うのがイヤだからと、それほど必要のないモノを買ったり、サービスを利用して経費を使えばいい、と思っているかもしれません。

ただ、モノを買ったり、サービスを利用すればお金がそれだけ減ります。税金が減っても、お金が手もとになければ意味がありません。

むしろ、税金を払っていたほうが手もとにお金が残るという結果にもなりえます。

とはいえ、できる節税はやっておきたいところ。

たとえば、1月に支払った12月の経費があれば、未払金として経費にできます。その反面、1月に入金された12月の売上も売掛金とする必要がありますが。

そもそも、経費にできるものを経費にしていないというのは、避けたいものです。

思わぬところに経費にできるものがあるかも

フリーランスの場合、経費にできるのに経費にしていないというのはよくあります。

たとえば、自宅でしごとをしていれば、賃貸物件なら家賃のうち、事務所の面積部分は経費になるでしょうし、電気や水道代も一部は経費にすることができるでしょう。

あとはスマホ代や車のガソリン代など。プライベートのカードで払っていれば経費にしていない可能性もあるかと。

「節税したい」と考えるのはいいですが、そもそも、しごとに関係あるのに経費にしていないものがないかどうかをチェックしてみましょう。

経費になるかどうかの判断スキルをみがく

なんていうと、経費になるかどうか、の判断に迷われるかも知れません。

その答えは、じぶんにしかわかりません。会計事務所に入力を頼んでも、レシートからわかることには限界があります。

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スマホをどのくらいに仕事に使っているか?

車を仕事にどのくらい使っているか?

利用している割合だけ経費にするということもできます。

もっとも、車が1台しかないのに、100%経費にしていたら、「プライベートはどうしているの?」と税務署に聞かれることでしょう。

やりすぎは税務署に怒られますが、かといってしごとに使っているならまったく経費にならないといいうわけでもありません。

たとえば、スタバのコーヒーが経費になるかどうか。

その判断スキルはじぶんで経理をして磨くのがいちばんです。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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