税金を過度に嫌うと、お金に逃げられることになります。
税金の痛みをやわらげるためには、いつどのくらいの税金を払うのか?をチェックしておきましょう。
「毎月税金を払っているような気がする」
確定申告で税金を払うと一段落。そんな気持ちにもなるかもしれません。
ただ、仕事を続ける限りは、税金はずっと払い続けるもの。そう思ってもらっていいかと。
むかし、お客様が「なんだか毎月税金を払っているような気がする」とおっしゃっていたことがあります。
確かにその通りだと思います。
フリーランスであれば、
- 所得税
- 住民税
- 個人事業税
- 消費税
- 源泉所得税
あとは、償却資産税、自動車税というのも。
さらに、所得税と消費税には予定納税もあります。
3月や4月(2021年は4月や5月)に確定申告の所得税と消費税を払い、6月からは住民税を年4回(主に6月・8月・10月・1月)。
7月と11月には所得税の予定納税、8月には消費税の予定納税
個人事業税については、8月と11月に支払いがあります。
そんな感じで毎月何かしらの税金があると言うイメージでも外れてはいないかと。
税金を嫌いすぎるとお金にも嫌われる
大事なのは、必要以上に税金を払うことを嫌がらないことです。
税金を払うことを過度に嫌えば、お金はどんどん逃げていきます。
税金を払いたくないがために経費を使っていくと、手元のお金は減っていくわけです。
それでは仕事を続ける事は難しいでしょうし、税金を払ったほうがかえってお金が残ります
とは言え、税金が少ない方がいいには決まっています。それは私も同じ思いです。
なので、節税もある程度やっています。が、限界はありますね。
税金をいつ、どのくらい払うのかをチェックしておく
税金の痛みを和らげるためにはどうすればいいでしょうか、
1つはどれぐらいの税金になるかざっくり予測しておくこと。
突然、納付書が届いても、心の準備ができていなくてびっくりするはずですから。
ここで大事なのはざっくりでいいと言うことです。
だいたいでわかれば心の準備はできます。税額がわからなければ、教えてもらうのもいいかと思います。
もう一つは、いつをどんな税金の支払いがあるかをチェックしておくこと。
前述したような所得税の予定納税が7月にあるなら、それを考慮してお金の準備をしないといけませんし、今年から個人事業税の納税があるというのであれば、それも考慮しておかないといけません。
ただ、そうしたことを考えておくことで税金の痛みは和らぐものです。
ざっくりでもいいので、いつ、どんな税金を払うのかをチェックしておきましょう。
まぁ、わかっていてもいざ納付書が送られてくると凹みますが、それでも痛みは和らいではいるものです。
「フリーランスの税金いつ支払うの?」ざっくりのスケジュールをまとめてみた | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog