「どの科目にするか?」で頭をかかえなくていい。科目を選ぶ基準。

 

目次

どの科目にすればいいか?

 

じぶんで経理をやるときに悩ましいことの1つは、「これは何の科目にすればいいんだろう?」というもの。

 

よく耳にする質問です。

 

パソコンを買ったら、消耗品費か、それともIT投資費用なのか?

 

車のガソリン代は燃料費か車両費なのか、旅費交通費なのか?

 

どれも正解です。

 

じぶんが気に入ったものを使えばいいかと。

 

科目の差はあまり問題でない

 

実は、上記のような内容であれば、どの科目にしても税務署に怒られることはまずありません。

 

・経費になるべきものを経費にしているか。

・経費にならないものをちゃんと経費からはずしているか。

・消費税の区分は正しいか?

 

といったところは税務署が見るところです。なぜなら税金に影響するから。

 

車のガソリン代が燃料費でも、車両費でも、旅費交通費でも間違いではありません。

 

経費科目が違っても、必要経費になるかどうかが間違っていなければ、税金には影響しません。

 

ただ、資産になるのに、経費にしていたら間違いですし、消費税がかからない取引なのに、課税仕入10%にしていたらそれはだめということです。

 

家計簿のイメージ

 

会計ソフトを使うと、当初から設定されている科目があります。

 

ただ、やっている仕事の内容によっては、使うべき科目も大きく違います。

 

実績値が大きいものは別の科目にするというのも1つです。そして、1度決めたら科目をコロコロ変えないことです。

 

会計ソフトにない科目をじぶんでつくってそれを使ってもいいわけです。

 

それを後で見たときにどの科目にどんな経費が含まれているか?

あとでじぶんでわかるようにしておくのがおすすめです。

 


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

目次