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売上は発生基準
売上を立てるのは、発生基準で。
よく聞く発生基準という言葉、売上を立てるタイミングのはなしです。
もし11月に売り上げたなら、経理でも11月の売上にする必要があります。
11月に売ったとして、入金日のある12月の売上にしてはいけないわけです。
その月のほんとうの利益がわからなくというのも理由ですが、それだけではありません。
売上代金の入金があったかどうかをチェックするためです。
発生基準で売上の仕訳をするなら
10月の売上の支払期日を請求書で11月末にしていた場合、10月の売上として処理しておきます。
その仕訳は
10/31 売掛金/売上 100
とし、11月15日に入金があったら、
11/15 預金/売掛金 100
という処理をします。このタイミングで売掛金の残高はゼロになります。
ということは、12月1日になった時点で売掛金の残高が残っていれば、未入金だということがわかります。
経理がおわっていることが大前提
上記のようにすれば、入金されているかどうかは会計ソフトで管理できるわけですが、
これは
売上を立てる仕訳
入金の仕訳
といった経理がすんでいることが大前提です。
日々経理をやっておけば、12月1日に売掛金の入金がなかったら、すぐにメールで取引先に確認できますし、いつまでも気づかないということはありません。
日々の経理をやっておくと、そういうメリットもあります。