税務調査の連絡があっても、あわてないようにしましょう。
覚えておきたいのは、日程は変更できるということです。
税務調査の連絡があったら?
夏から秋にかけて、税務署から税務調査の連絡が入り始めます。
このとき、調査したい税目、必要な書類、調査官の人数、名前などとともに、訪問希望の日程を伝えられます。
それを忘れないようにメモしておきましょう。じぶんの覚えとして。
もし、税理士がいれば税理士に連絡が入ります。
このとき、言われるままにしないといけないわけではありません。
日程の変更はできます。予定が入っている日もありますし、そこまでの強制はしません。
日程の変更はできる
もし、告げられた日程で都合が悪ければ、「その週は忙しいので」といえば考慮してくれます。
忙しいところを強引にやってくるというのは、ありません。
そもそも、通常の税務調査は、映画のように突然やってくるわけではありません。
あれは強制調査といわれるもので、悪質な脱税をしているようなケースです。裁判所の令状をもっています。
ただ、任意調査といわれる通常の調査であれば、事前の連絡がありますし、日程の変更もできます。
コロナ下という状況で税務調査は再開されています。
コロナ対策もしたいでしょうし、感染リスクを避けたいということもあるでしょう。
一応、税務署もその対応は考慮しています。対策の温度差はあるかもしれませんが。
調査を受ける義務がある
税務調査を断ることは難しいです。たとえ、コロナだという事情でも。
税務調査を受けるのは、義務とされているからです。(受忍義務といいます。)
日程の変更はできるけど、調査はどこかで受けないといけません。
とはいえ、ごまかしなくちゃんと申告していれば、必要以上に怖がることもありません。
調査日程の希望を堂々と伝えましょう。
連絡があったときは、落ち着いて対処するのが大事です。
そのときだけ税理士に調査の立ち会いをお願いするのもありです。