請求書に支払期日は必ず記載しておく。

請求書を発行するなら、必ず記載したいことがあります。

いつまでに支払っていただくか?という情報。支払期限です。

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売り上げたお金をもらうまでは売上ならず

フリーランス、ひとり社長であれば、売上管理はじぶんでやることになります。

売上になるまでには、いくつかの過程があります。

  • 値付け
  • 営業・告知
  • 契約
  • しごとをする
  • 請求書発行
  • 入金・決済

しごとを続けていくためには、お金が必要なわけですが、しごとをして売上がたっても、それが実際にお金に変わるには、入金していただく必要があります。

ただ、期限になっても入金がないというのでは、困るわけです。

請求書に支払期限を記載する

期限に入金されていない理由を探ってみると、請求書に支払期限の表示がないということが多いです。

いつまでに入金してもらいたいかをハッキリ伝えるべきです。

それを口頭で言うのは、いいにくいでしょうから、請求書に書いておきましょう。

そして、支払期日になっても入金されていないようであれば、経理などからすぐに確認できるようにしておきましょう。

わたしは月末に入金していただく場合、入金がなければ翌月1日にはメールをしています。

「まぁ、今日じゃなくてもいいや」と言ってたら、ぜんぜん入金されない…なんてこともありえます。

なので、そこはドライに。

ただ、入金が本当にないかどうかをよく確認してからの話ですが。

前受けできれば、支払期限は関係なくなる

売上のお金をいただくのに、いちばんいいのは前受けすることです。

しごとをする前にお金をいただくなんて…と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

月末締めの翌月末払いというのは、法律で決められたものではなく、単なる慣習です。

お互いに合意できていれば、問題ないわけです。

前受けでお金をいただくしごとを決めてもいいでしょうね。

わたしは、スポットのしごとやセミナーの料金は、前受でいただいていますし、HPのメニューや告知にも記載しています。

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前受でお金をいただくしごともやってみましょう。期限までに入金がなければ、しごとをしなければいいので、回収リスクは減らせます。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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