フリーランス(個人事業主)が引越ししたときにやっておきたいこと。

フリーランスが引越しをしたら、納税地の異動手続きが必要です。

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フリーランスが引越しをしたら

フリーランス、個人事業主が引越しをした場合、申告書を提出する税務署が変わる場合があります。

その場合、納税地の変更の手続きをする必要があります。

今後はその税務署に申告書を提出することになります。

e-taxで電子申告するなら特に提出先が変わるというイメージはないかと思いますが、こういった書類を今までの税務署に提出しましょう。

住所変更があったとしても、担当の税務署が変わらなければ特にする手続きはありません。

もし、手続きをしなかったらどうなるか?

特にペナルティなどはありません。ただ、振替納税をしている場合には、異動届を提出したほうがいいでしょう。

振替納税には要注意

フリーランスの場合、振替納税にしていることは多いかと思います。

この振替納税、確定申告書を提出する税務署が変わると、リセットされてしまいます。

改めて異動後の税務署への申請が必要です。

申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税(個人事業者)の振替納税手続による納付|国税庁
ただ、この振替納税の申請をしなくても、前述した「所得税(消費税)の納税地の異動届出書」の振替納税の項目にチェックをいれて異動前の税務署に提出すれば大丈夫です。

GOforIT 3

手続きによって提出先が異動前か異動後かが違うので、ややこしいのですが…。

振替納税の申請手続きはe-taxでできる

振替納税は所得税や消費税を自動的に引落ししてくれますので、振替納税をやっていない場合には、やっておくのがおすすめです。

  • 銀行に行かなくていい
  • 待たなくてもいい

というのが1番のメリットです。

現在はe-taxからでもできるようになっています。

税金の手続きもネットでできることが増えているので、銀行や税務署に行かなくていいようにネットからの手続きを試してみましょう。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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