モバイルSuicaを使った交通費を経費にするなら、注意点もあります。
チャージしたときのお金を経費にしてはいけません。
チャージしたときに経費にしてはいけない
モバイルSuicaがあると、スマホ1つで電車に乗ることができます。
電子マネーには、前もってチャージするものと、チャージすることなくあとでクレジットカードの明細に載って請求されるものがあります。
モバイルSuicaは、前チャージのタイプで、利用する前にチャージします。
ただ、このチャージをしたときに旅費交通費にしてはいけません。
チャージしたときに経費にしてはいけない理由
経費にできるタイミングは、実際にサービスを受けたとき、モノを使ったときです。
チャージしたときは、まだ何も利用していない状態。
使ったときに経費になります。だからチャージしたときには経費にできないわけです。
チャージした時点では、何に使うかもわかりません。
モバイルSuicaでは、電車に乗るだけでなく、モノを買うこともできます。
仕事に関係ないものを買う可能性もあるわけで、やっぱりチャージしたときには経費にはできないということになります。
利用を交通だけに限定するのも手
モバイルSuicaではモノを買うこともできるのですが、明細にはお店の名前もなく、ただ「物販」としか表示されないため、データを見たときに瞬時に何を買ったかを判断できません。
そこでモバイルSuicaは電車に乗るときだけと割り切って使うのも1つです。
わたしはコロナになってから電車に乗ることがほとんどなく、利用する回数はかなり減りましたが、一応そうしています。
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