中間納付で払った税金>年税額となって、税金を払いすぎた場合、税金は戻ってきます。
ただ、ときには戻ってこないということもありますが、それには理由があります。
税金を払いすぎていたら?
税金を払いすぎていたということもあります。
中間で払った税金>年税額であれば、中間で払った税金の一部が戻ってきます。
また、間違えて申告書の金額よりも多く払ってしまった場合には、税務署からはがきが届いて、指定口座に還付されます。場合によっては事前に税務署から電話があります。
このようなケースなら、たとえ200円でも払いすぎた税金があれば戻ってきます。
税金を返してもらうには、こちらがミスに気づいて、「更正の請求」という手続きをするか、税務署が職権で還付するかのいずれかです。
そもそも申告書と納税額が一致してれば、ミスがあって払い過ぎになっていても教えてくれないという場合もあります。
逆にミスの結果、支払いに不足があればすぐに税務署から連絡があるのですが…。
戻ってくるまでには時間がかかる
- 更正の請求をしたのに税金が戻ってこない
- 中間申告で納付し払い過ぎになった税金の一部が戻ってこない
といったことがあります。
戻ってくるはずの税金が戻ってこないなんて…と思うかもしれません。
ただ、税務署からの還付手続きには、時間がかかります。
更正の請求は審査があって税務署が認めたものについて還付されるわけですが、還付されることになったとしても、振込処理は月に1〜2回くらいです。
さらに県税や市税の還付がある場合には、税務署からデータが届いてからになるので、さらに遅れます。
ある程度は気長に待つ必要があります。
戻ってこないのには理由がある
いつまで経っても戻ってこない場合もあります。
その場合でも税務署からハガキが届いているはずです。
そのはがきを見てみましょう。
はがきに(充当)と記載があれば、他の税金で支払っていないものがあり、その支払いに充てられたということです。
他に払っていない税金があれば、それは戻ってくるはずもなく…。
戻るはずの税金が戻ってこないのには理由があります。