経理をパズルだと思えば、敷居は下がります。
経理はしごとする上で必要なスキル、その敷居を少しでも下げていきましょう。
経理は簿記を知らないとできないか?
会計ソフトを使うとき、「簿記を知っていたほうがいいですよね」と聞かれることがよくあります。
確かに会計ソフトを見れば、借方や貸方なんてのが登場するわけですから、必要性も感じるかと。
で、答えとしては「知っていたほうがいいっす」なんですが、とはいえ、簿記を学んでから経理をやるなんて言っていると、経理なんていつまで経ってもスタートできません。
じぶんの数字をもとに、実践でトレーニングしていきましょう。
同じようにやってみる
前年分を税理士にやってもらったなど、サンプルがあれば、同じようにやってみることです。サンプルがなければ、最初は習ってもいいかと思います。
大抵、取引パターンは決まってきます。そのパターンを知れば、経理はできるようになります。
もちろん、カンタンとはいいません。何度もトレーニングすることが必要でしょう。
おすすめは毎日です。毎日やることでじぶんのカラダに染み付いていきますので、経理に限らず。
見たことのないパターンが出てきたら、調べたり、スポットでアドバイスを受けてもいいでしょうね。
経理はパズルだと思えばいい
以前、お客さまと預金や借入金の残高をチェックしていたときに、「何かパズルみたいですね」とおっしゃっていたことがあります。
それでいいと思います。わたしは。
簿記は確かにわかったほうがいいのですが、簿記が必要だと思うから敷居は必要以上に高くなります。
簿記だと思わずにパズルだと思えば、取り組みやすくなるかと。そうして、じぶんで経理をやっていらっしゃる方もいます。
- 残高があわなかったら、なぜ合わないかをパズルを解くように探って、次に間違えないようにする。
- 残高が合うように自動仕訳を登録しておく。
- 推移表で前月やそれ以前の数字と見比べてみて、穴(もれ)がないかをチェックする
というパズルをやっていきましょう。