決算書に役員貸付金があってはいけない。

目次

役員貸付金が意味すること

会社の貸借対照表に役員貸付金がある場合があります。

会社が社長にお金を貸しているときに、役員貸付金で処理することになります。

会社はその貸付金残高に対して利息をもらう必要があります。

会社が社長におカネを貸す役員貸付金と社長が会社にお金を貸す役員借入金ではおおきな違いがあります。

役員貸付金で銀行からは塩対応

役員貸付金があると、どう見られるか?

銀行は役員貸付金があると、貸したお金を私的に利用されたという見方をします。

お金に色はありませんが、金額を見ると、ほとんど役員貸付金にいっとるがな、ということもあるのです。

そうなると、おカネを借りることが難しくなるのは言うまでもありません。

役員貸付金にしないこと

役員貸付金はそもそもつくらないことです。

会社からおカネを借りないことはもちろん、役員借入金の返済しすぎで、役員貸付金になってしまうというのも避ける必要があります。

貸しているつもりが「借りている」にならないように。 – 植村豪税理士事務所|オンライン(Zoom)対応・愛知県大府市に在住

そのために役員貸付金がないかどうか、役員借入金の残高がマイナスになっていないかを定期的にチェックしていきましょう。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

目次