MacBook Air(Apple M1チップ 2020)でも経理はできます。
ただ、ソフトを選ぶ必要はありますが。
Windows対応、Macは…
冒頭の写真はわたしが使っているMacBook AirMacBook Air(Apple M1チップ 2020)です。
最新のM1チップ内臓のMacBook Airはめちゃめちゃ早いですし、ウィーンというの音がまったくしません。
同じ色のMacBook Air(Intel 2020)ももっていますが、出番は税務ソフトを使うときくらいになりました。
コスパがとても高く、おすすめです。
さて、本題です。
これから、じぶんで経理をやりたい。
でも、
- どんな会計ソフトを入れればいいか?
- Macで使えるのかどうか?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そう思うのも無理はありません。
税理士やっていると、税務ソフトなどはほとんどWindows対応。
Macを使うために、仮想環境であるParallelsDesktopを入れてWindowsを動かしています。
それでも、メーカーに問い合わせをすると「Macには対応していないんですよね」といわれることも多く…。
わたし「いや、MacにWindows入ってるんですけどね。」
担当者「そうですねー。ちょっとサポート外ということで」
わたし「…」
という感じですから。
ただ、これは税務ソフトの話で、Macでも使える会計ソフトはありますので、大丈夫です。
Macならクラウドの会計ソフトを選べばいい
Macでもクラウド会計のソフトを使うことはできます。
候補としては、次のようなソフトがあります。
- freee
- マネーフォワードクラウド
- やよいの青色申告 オンライン
わたしはfreeeかマネーフォワードをおすすめしています。
クラウド会計のメリットは、データを連携できること。
じぶんで経理をやるから、イチから入力するのは避けたいところです。
ネットバンクやクレジットカード、Amazonなどクラウド会計でデータ連携すると、何を買ったのか?の情報もわかるので、イチから入力する必要がありません。
学習機能というのもあります。
ただ、クラウド会計だからといって、自動で経理してくれるということではなく。
誤った学習をさせれば、間違った仕訳になるので、そこは最初にしくみをつくっておく必要があるでしょう。
あとは、会計だけでなく、給与計算や請求書のソフトもあり、それと連携させることもできますし、Excelからインポートさせることもできます。
freeeとマネーフォワード。
どちらがいいかは好みです。わたしのお客さまでもどちらもいらっしゃいます。
過去に弥生会計を使っていたなどで仕訳に慣れていれば、マネーフォワードのほうがいいという声は多いです。
freeeは使い方が独特ですが、仕訳に慣れていない方に好まれる傾向があります。
あと、「やよいの青色申告 オンライン」は、解説しません。なぜなら…。
じぶんで経理ができるのか?
そもそもの話。じぶんで経理なんてできるの?と思われるかもしれません。
わたしはできると思っています。
お客さまでもじぶんで経理されていますし、個別コンサルティングでfreeeやマネーフォワードの使い方をお伝えしたり、しくみづくりをいっしょに考えることもあります。
取引もパターンのものが多いですし、わからないところだけ相談するでもいいでしょうね。
会計事務所にレシートを渡していると、できた数字のどこを見ればいいのかさっぱりわからず、申告直前まで税金がいくらになるかわからず不安になったりということがありえます。
じぶんで経理をやって迷うこともあるのですが、このトレーニングをやらない限りは、数字をチェックするスキルは磨かれません。
ただ、このスキルをみがけば、一生モノのスキルになるはずです。
せっかくなら好きなパソコンを使って、じぶんで経理をやってみましょう。(Macに限らずですが。)
じぶんのしごとの数字をじぶんで経理して、あとで全体を見てチェックするのがいちばん実感します。
いいときもそうでないときも、気付けるのは早くなりますので。