「お金を借りる」はマイナスじゃない。「借りて返して」で信用はプラスに。

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「お金を借りる」はマイナスじゃない

お金を借りることはマイナスイメージに取られがちです。

「返せないから」というのはひとつの考えではあるでしょう。

ただ、手元にお金がないとデメリットもあります。

その1つは選択肢を持てないということ。

商品を仕入れたくても、お金がないから断念さざるを得ないということもあるわけです。

結果として売れるのに売れない、チャンスを逃すということも。

借りていれば、そのチャンスをつかめます。

銀行の信用は借入実績と返済実績があるかどうか?

無借金経営でいくら決算書の状態がよくても、銀行からお金を借りていない、あるいはしばらく借りていないというのであれば、銀行からの評価はよくありません。

銀行からお金を借りて、返してを繰り返して、信用を上げていきます。

手元にお金があるかないかで変わるもの

お金を借りることができれば、手元のお金を増やせます。

手元にお金があるかないかで、変わるものは不安感です

じぶんのお金だけで借りないという道もあるでしょうが、そうは言ってもじぶんのお金だけでやりくりするのには限界があります。

不安で眠れない夜を過ごすこともあるかもしれません。

借りておけば、手元にお金があるわけで、明日仕事をやめないといけなくなるということはなくなります。

不安を減らすことができるというのも、借入れをするメリットと言えるでしょう。

日本公庫で借りるときの目安

では、お金を借りるとしていくら位借りれるか?

どういう用途でお金を借りるのか、そのためにいくら必要なのかを説明する必要はあるでしょう。

ストーリーはあるべきです。

とはいえ、銀行が貸すにも限度もあります。

日本政策金融公庫のコロナ融資の例であれば、固定費の半年分から1年分が1つの基準だったりします。

実際、そういう声もありました。

とはいえ、固定費の半年〜1年分のお金が手元にあるのを想像してみましょう。

今の預金残高にプラスしてみたときにやりたいことをやれるか、不安が減らせるかどうか、感情が変われば借りるときかもしれません。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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