毎月税金の計算をして痛みを少しずつ感じておく。

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税金が確定するのは申告期限の直前

税金が正確に決まるのは、12ヶ月が終わった後です。

どれだけ早くても決算日の翌日以降ということになります。

期限直前になって税金がわかっても、受け入れがたいものがありますし、資金繰りにあわてることにもなるかもしれません。

少しずつ痛みを感じて、免疫をつけておくのがおすすめです。

痛みは毎月少しずつ感じておく

どうやって免疫をつけるか?

毎月、利益を確定させて、税金を計算してみましょう。

日々経理をするのが前提です。

予測も含めて12ヶ月分読めなければ、その月までの利益でも充分です。

痛みを感じておくためと考えれば。

直前までまったく想像つかない状況だから…と手つかずになるのと、現状の利益でも税金がわかるのとどちらがいいかといえば、間違いなく後者だからです。

毎月計算すれば、毎月少しずつ痛みが増えていくわけです。その月が赤字なら減ることもありますが。

税金を計算するなら

税金をどうやって計算するか。

法人税は、ざっくりいえば、利益×30%(利益が800万円超えるなら、超える利益×40%でいいかと。)

過去の赤字(欠損金)があれば、利益から過去の赤字(欠損金)をマイナスした金額に30%でいいでしょう。

消費税は原則課税で

  • 税抜経理していれば、仮受消費税と仮払消費税の差額。
  • 税込経理の場合には、クラウド会計ソフトの消費税集計表などで

それぞれチェックしましょう。

簡易課税なら仮受消費税×みなし仕入率(第1種90%〜第6種40%)でいいでしょう。

まったく見えないよりは、ざっくりながらも少しずつ痛みを感じておくのがいいです。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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