フリーランス1年目。赤字でも確定申告をしたほうがいいワケ

フリーランス1年目には、赤字になることもあります。

ただ、赤字だからと何もやらないのはおすすめしません。

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1年目は赤字になることも

フリーランス1年目。

所得がマイナスになることもあります。(いわゆる赤字です。)

1年目ならではの経費がかかりますし、売上ゼロからスタートすれば、赤字になることもあるわけです。

赤字で税額がなければ、確定申告する必要はありません。

すると「赤字だから…」といって、確定申告をしないという道を選ぶ方もいらっしゃいますが、それはおすすめしません。

1年目の赤字は次につなげることができるからです。

赤字でも確定申告をしたほうがいいワケ

青色申告を選んでいれば、赤字になった場合には3年間その赤字を繰越しすることができます。

たとえば、1年目に赤字になり、2年目に利益が出た場合には、1年目の赤字と2年目の黒字を通算でき、結果として2年目の税金を減らすことができます。

でも、白色申告の場合には1年目の損は、そのまま切り捨て。2年目に利益が出てもその利益に対しての税金を払います。

こういう点を考えても、青色申告にしないという選択はないわけです。

青色申告には青色申告特別控除もありますし。

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1年目から経理のスキルを磨いておく

1年目が損なら経理をしないという選択をする可能性もあるわけです。

ただ、今年のマイナスをマイナスのままで終わらせず、次の年に活かすためには、やっぱり経理をしてないと、損がいくらなのかがわかりません。

赤字であっても、経理のスキルは身につけておいたほうがいいでしょう。

その5年後、10年後にしごとを始めてからの数字をデータで保管しておけば、「途中からのデータしかない」ということはありません。

たとえば、5年間の推移を見たり、セミナーなどで独立当初のネタを人前で話すときなどにも、この数字が活かせるときがやってきます。数字を出さなくてもグラフにすることはできます。

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ということで、1年目から経理をやっておき、ネタを引き出せるようにしておきましょう。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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