ひとり社長がじぶんで給与支払報告書を出すには。

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会社は給与支払報告書を出さないといけない

会社は年末から年始にかけてやらないといけない仕事があります。

年末調整
給与支払報告書
法定調書
償却資産税申告(あれば)

そのうちの1つ、給与支払報告書。

会社が給料を払った場合に、その給料をもらった人の住んでいる市区町村に給与支払報告書(源泉徴収票とほぼ同じ情報)を提出することになっています。

1円でも払っていたら提出する必要があり、市区町村はその内容をもとに、翌年の住民税を計算しています。

給与支払報告書のデータをつくるには?

給与支払報告書をどうやって作成すればいいか。

税理士にお願いすることが多いでしょうが、ひとり社長ならじぶんで申告するという道もあります。

たいていは給与ソフトから給与支払報告書のデータをつくれるものが多いです。

ただ、それを紙で送るとなると、プリントして、封筒に入れて送らないといけません。

ネットで送ってしまいましょう。

ネットで送るには、カードリーダーとマイナンバーカードが必要です。

freeeであれば、freeeの年末調整のソフトから送ることができますが、それ以外のソフトでは直接送れない場合もあります。

送れるとしても、電子証明書が必要なケースもありますが、有料(期間ごとに)です。

年間利用料などを払って利用する電子証明書を利用するのは避けたいです。

その場合でも、あきらめてはいけません。

給与ソフトにCSVファイルをつくれる機能がたいていあります。それを利用しましょう。

無料ならeLTAX(デスクトップ版)

給与支払報告書をネットで送るには、eLTAXを使う手があります。こちらは無料です。

準備としては、利用者IDを取得し、eLTAXのソフト(PCDesk)のダウンロードが必要になります。

こちらからやってみましょう。

eLTAX 地方税ポータルシステム

その後にeLTAXに給料ソフトからダウンロードしたCSVファイルをインポートして、取り込みましょう。

ただし、そのままインポートすることができない場合には、eLTAXの仕様にあわせることが必要にはなります。

これが少し敷居が高いですが、これをやるのもいい勉強になります。

もし、わからない場合でもコンサルティングを受けてそのやり方だけを教われば、その次はじぶんでやることもできます。

うちの個別コンサルティングでも対応可です。


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この記事を書いた人

ひとり社長・フリーランスの経理をITを活用してサポートします。クラウド会計の導入・スポットでの相談・相続税申告も得意です。著書に「十人十色の『ひとり税理士』という生き方」(共著)

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